ファニーズ情報局

趣味に生きるイイオトナが、キュンってなったりグッときたりしてfunny

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

『レイチェルの結婚』を観た

映画『レイチェルの結婚』を観た。

以下、内容と感想。

過去に麻薬をやったことがある女、キム。このキムの姉レイチェルが結婚することになった。キムが自助支援施設から退所した後に結婚式は開かれた。

結婚式の準備や式を通して妹に辛く当たる姉。やけに優しい両親。キムは麻薬更正グループの会に熱心に通う。会の提唱する立ち直りのステップを忠実に実践しようとするキム。しかし、姉はこの妹の振る舞いが気に入らない。自分の結婚式を更正の踏み台にされたくないのだ。

キムと家族との軋轢とキムの行き詰まっている感じがよく描かれた作品だ。

私の感想。皆幸せそう。なのに、一人だけういていたキム。しゃべった感じが不自然だと私は思った。何か思考が前向きでないような感じする。あまり前向きな言葉が出てこない。また、自分のことしかしゃべることができない。

こんな不遇な妹を持つ姉は妹を甘やかさない。色々な場面で愚痴を言ったり、冷たい目で見たり。キムにとってはシャバは生きにくい場所に感じられることだろう。


しかし、全く救いがないわけではない。仕事を紹介してくれる人はいるし、薬物の後遺症だって全く緩和されないわけではないだろう。

誤解を恐れずに言えば、キムは問題を起こしたおかげで人生を他の人とは違う角度で観ることができるようになった。

キムにとっては人生は決して平坦な道ではないだろう。しないならしない方がよい苦労をする道かもしれない。

しかし、人生とは決して平坦な道ではないと私は思うのだ。問題が起こらなかったら、気づかなかったかもしれないこの事実に気づくことができたのは薬物の後遺症に苦しんでいるからではないか。

キムは自分ばかり不幸だと思うかもしれない。しかし、自分は特別だと思うのは筋違いだ。これはキムに対するレイチェルの振る舞いに表れている。

人生ゲームの仕返しで15マス戻されたような人生の幸せというゴールから遠ざかった状態。しかし、キムの場合は身から出た錆だ。

コツコツサイコロを振るしかない。ゆっくり歩む。これはつまらないことかもしれない。更正ステップを人生の目的にすることは姉の反感を買う。私は精一杯立ち直ろうとしているのよ。このような文句を言いたくなるのではないか。しかし、誰も立ち直れといった覚えはない。人に迷惑をかけないことは最低限の人としてのあり方だ。他でもない自分のために立ち直るのでなければならない。

キムにとってはこれはつまらないことかもしれない。ステップとかストーリーとか意味のあることだと思いたいのはわかる。

しかし、人生はもっとつまらないものだ。だからこそ、一つ一つのことがいっそう輝くのではないか。

キムは理解しなければならない。人生の価値は他の何者にもよらないことを。。

(文:ザトペック)

| 映画 | 21:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://funny4s.blog41.fc2.com/tb.php/64-69dd0c8d

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。