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TOKYO! A lot of people

20090614213415
映画『TOKYO!』を観た。
世界の巨匠映画監督が30分程度の短編映画を撮るという企画の映画だ。外国人の映画監督がみた東京を映画にする。


第一話が『interior design』とかいう題名だ。あるアマチュア映画監督とこの監督の彼女の話し。

第二話はメルドという題名。メルドというのはフランス語で糞を意味する言葉らしい。

第三話は題名は忘れた。しかし、内容は覚えている。引きこもりに関する話しだ。

僕はこの映画を『トウキョウソナタ』のDVDに収録されている案内で知った。

引きこもりと第三話目の主人公が香川照之であることに僕は注目した。引きこもりと香川照之は僕の興味がある二大ワードだ。これは観るしかないと思った。

しかし、この映画は結構マイナーな映画だ。大きなレンタルビデオショップに置いていないところが多かった。

唯一僕が発見したのはビデオワンだ。僕のいくビデオワンはマイナーな作品も取り扱っている。使い勝手の良い店だ。

店の紹介はそこそこにしておく。話を映画に戻す。映画を借りたきっかけは引きこもりと香川照之だったわけだ。しかし、映画を観てみると引きこもり以外の作品も良いものがあった。

第一話のインテリアデザインは売り込み中の映画監督とこの彼女の東京を舞台にした話しだ。

二人して東京の貸家を探す。そして、映画館を借りて映画の上映もする。 住む物件が見つかるまではどちらかの友達の家に居候する。この間の日常を描いた物語だ。

アマチュア映画監督の彼女が主人公と言っていいと思う。彼女と彼女の恋人である芸術家との関係や二人が居候させてもらっている家の主と主人公である芸術家の彼女との関係が映画の焦点となっている。

主人公の心の動きを鋭く描いた目を見張る作品だ。

第二話は人間の形をした妖怪みたいな生き物が繰り広げる騒動が話しの中心となっている。

妖怪じみた生き物が残酷なことをする。これを人間社会が許して良いか悪いかが大きな話の分かれ目になっている。

なかなかよくできた映画だと思った。主人公の妖怪じみた生き物のメルドが話す言語が架空のものだった。しかし、話している感じが伝わってきた。リアリティーがあったように感じる。こういうのもアリかなと思った。作品を楽しむことができた。

第三話は引きこもりに関する話しだ。香川照之が10年間引きこもっている主人公を演じた。世界の巨匠が引きこもりに注目したことが僕はとても熱いと感じた。なぜなら、引きこもりは非常にネタが豊富な題材だと思うからだ。世界は広い。なのに、ずっと家にいる。これには内面的葛藤がどれだけあることか。この内面的葛藤を描ききることはどれだけ映画を深いものにするかわからない。僕が映画に期待したことはこの辺りのことだ。

では、どうだったか。やはり香川照之の演技が素晴らしかった。動きのない役を微妙な表情の変化や佇まいで演じ分けた。引きこもり者特有の伏し目がちな感じも○だ。

主人公は10年間引きこもった。ただ、家のなかに10年を感じさせる“変化”を見てとることができた。これはこの主人公の場合、整理整頓だ。家の中にあるものをかたっぱしから整頓した。私は引きこもりはある種の運動だと思う。何もしないという運動。これには何らかの変化がつきまとうと考える。なぜなら、人間が本当に何もしないことはあり得ないからだ。

また、この映画がすばらしかったところは、引きこもり者の心の変化を追っていたところだ。引きこもり者は何を思うか。引きこもり者の生活はどう展開していくのか。引きこもり者にとって何が大切か。引きこもり者の“完璧さ”はいつ崩れるか。

ネタバレしてしまうと、引きこもりは人と接点を持つとき、自分の内的世界を壊す。外界に触れるとき、内面は広がりをみせる。外に出たいと思わせることは何か。この映画はこの辺りのことを雄弁に語っている。あるまばゆい光を物語に登場させることで。

幸せになるとはどういうことか。これは自分から変化を求めるということだと信じる。生きていることは変化するということだ。変化を拒むことも変化を受け入れることも関係ない。私たちは変化し続ける。自ら変化をつくるか、変化を待つか。自分の“完璧さ”を越える何かがこの世界にはあるはずだ。自分の習慣を壊すものは何か。これは自分の信じられるものを持つこと、信じたことを行動することが己を乗り越えることになるのではないか。


(文:ザトペック)

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